6次産業の先駆け

本物を届ける!モノづくりする酪農家

本物を届ける!モノづくりする酪農家

ミルン牧場 横尾 文三と牛たち

ミルン牧場は1967年、佐賀県佐賀市で創業者 横尾文三が北海道から買ってきた1頭の乳牛から始まりました。牛の健康にを気遣いながら丹精こめて育てて搾った牛乳が他の牧場の牛乳と混ぜ合わさり、高温で殺菌されて本来のおいしさが失われてしまうことに我慢ならず、1988年に周りの反対を押し切って断行。

決断したら、即行動。小さな加工工場を作り、理念に掲げ、生産・加工・消費を一貫して行う自家製造のしくみを作りました。自分の育てた牛の乳を生産から加工まで見届けて、「本物の味」を届ける酪農経営をカタチにしてきました。
今も、たとえ手間やコストが多くかかっても「限りなく自然に近い味」を守り続けています。

ミルン牧場は、自社工場で生乳から牛乳に加工する作業を一貫して行います
ミルン牧場は、自社工場で生乳から牛乳に加工する作業を一貫して行います

6次産業の先駆け
ミルン牧場の複合経営

6次産業の先駆け
ミルン牧場の複合経営

ミルン牧場の6次産業化。複合経営
ミルン牧場の6次産業化。複合経営

ミルン牧場の複合経営は、牛の生乳をいかに輝かせるかを考えた結果です。今は、「6次産業化」という言葉が生まれていますが、その言葉がない時代においしい乳を出してもらうように牛を育て、自然のままに商品化するために加工工場を作り、商品ができたから売る場所を作ったという自社の力で一貫した経営が構築できました。直販することでお客様の声をダイレクトにいただき、常に改善・改良を続ければ、さらに品質は上がります。複合的に運営することが「ミルン牧場の商品価値」を作ることに繋がりました。
また、私たちは運営資金を得ることで、素材や工程をケチらない正直なモノづくりが可能になっています。

自慢の原料をどう活かすか。
1次、2次、3次を掛け合わせることで「原料」から新たな価値を創出することができます。

自らの生産物に、自ら価値を与える
これが、酪農家にしかできないモノづくり

\選ばれる/
差別化

売り続ける/
商品開発

\可能性を広げる/
他業界とコラボ

自ら稼ぐ販路で未来を切り開く

自ら稼ぐ販路で未来を切り開く

ミルン牧場ので作ったヨーグルト

ヨーグルト

自家製培養の乳酸菌がたっぷり
カラダが喜ぶ

見るん牧場で作ったチーズ

自家製チーズ

ミルクのコクと爽やかな酸味が定評
そのままでも焼いてもおいしい

ミルン牧場のアイスクリーム

アイスクリーム

搾りたての牛乳を100%使用し、
香料・着色料・増粘剤は一切入れないこだわり

生き残る酪農家と
目指す人を増やしたい

ミルン牧場は、同じ酪農家や酪農家になりたいという人を増やしたいと考え、わたしたちがモノづくり酪農家としてイノベーションを起こしたい!必要な酪農家には、私たちが半世紀かけて培ってきた知見やノウハウも惜しみなく伝えています。また、私達自身も牛たちとトライ&エラーを重ね、より良い成功事例を作る努力をしています。

日本の牛乳の危機
知ってください

「6次産業化」は、1990年代に農業経済学者で東京大学名誉教授の今村奈良臣(ならおみ)(1934―2020)先生が1990年代なかばに提唱した概念です。ミルン牧場の創業者が生産・加工・販売を自家製造にする1988年にはまだなかった考え方です。6次産業化は、酪農家が自ら作った原料で商品を作り、収入を得ることができる唯一の稼ぐ循環です。今、「生産するだけ赤字」とコストパフォーマンスが悪い酪農は、後継者が少なく、廃業するところも多いです。

2023.2.1時点
全国酪農家戸数は1年で
700戸減少

2023年データを分析
1ヶ月58戸減
1日2戸減

減少が止まらない
全国酪農家は10年で
6000戸減少

倒産件数
過去10年で
最多14

国内の酪農家の
現状「赤字」
84.7%

戦争・円安の影響で
餌代が高騰
最大1.6

経験と培った知識を
他分野でも活かす